両手仲介とノルマ追求の問題点。そこそこの売却価格で納得しますか?

“2倍の仲介手数料”をねらう両手仲介(取引)の問題

売り手と買い手双方から仲介手数料を得ようとするのが、両手仲介を行う業者のねらい。
売主様の物件情報をオープンにせず、高く買ってくれる努力をしません。

  • 仲介業者は自社で買い手を見つければ、売り手と合わせて2倍の仲介手数料が入ります。
  • 両手仲介を行う業者は、物件情報を広く公開して高く売るような努力はしません。
  • 自社の買い手が希望する購入価格で、売主様を納得させようとします。
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売り手は蚊帳の外?営業マンはノルマ達成を優先

両手仲介(取引)を行う不動産会社の営業マンは大量の売物件が割当てられます。
その中で“優先順位”をつけますが、営業成績につながりやすい
“価格の安い”物件に注力しがちです。

  • 社内競争の中で自己の成績アップのために、良い物件ほど社内での
    情報共有を避ける傾向があります。
  • 買い手側の重要顧客は継続的に購入・転売を行うプロです。こうした転売のプロに売却すると
    転売時に再度仲介ができるため、転売のプロの都合を優先しがちです。
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